2度目のフランス~ロクロナンの紫陽花~
旅のお話、さて、どこから始めましょう。
”第一日目”から始めたい所だけれど、ゆっくりペースの私。
核心に辿りつく前に、また、うやむやになりそう(笑)。
だから、まず今日は、一番好きだった場所、Locronan(ロクロナン)から。
もう一つのブログに書いた”出会い”があり、この村から持ち帰った秋色アジサイ。
↓は、今日、自宅で撮った写真です。
ロクロナンのOffice de Tourismeで貰った地図にあった、
"Parcours pietons decouverte 45min"(徒歩45分の散策コース)、
あっちにも、こっちにも、紫陽花が現れて、なかなか進みません。
中でも、この青色の秋色紫陽花を見つけた時は、
深い溜息が洩れました。
我を忘れて写真を撮り始めると、すぐ傍にいらしたのに
気がつかなかったお庭のオーナーさんが出て見えて・・・。
ニコニコしながら、フランス語で話しかけて下さるのですが、
「なんだろう、なんだろう、分からない~」とキョトンとしていると、
この美しい秋色紫陽花を、”スパッ”と一本切って、
差し出してくださったのです。
感激してお礼を繰り返していると、その先の丘の方を指さし、
「あっちにも、もっと紫陽花があるから、自由に見るといいよ」と。
(気がつくと、英語に通訳してくれる女性が隣に現れていました!)
指さす方を見ると、”ブトウ色”をした一体が。
近づいてみると・・・。
さらに近づくと・・・。
すごい・・・。
背の高い紫陽花に埋もれながら、ぐるりと一周してみる。
しばらくすると、ムッシュが一人で登って見えて、
一つ、また一つ、このブドウ色した紫陽花を切っては渡して下さるのです。
「ちょっと待ってて」と、また下へ降りて行き、
持って来て下さったのは、花弁が”フリル”になった、また別の紫陽花。
こうして、みるみるうちに、12本の紫陽花を手に、
残りの散策を続けることになったのです。
小心者の私。「ねぇ、私達、アジサイ泥棒だと思われない?」
なんて心配しながら・・・。
アジサイもこれだけあると、結構な重さとボリュームです。
ロクロナンを後にして、バスでカンペールへ戻り、
バスから降りた時。
丁度、そのバスに乗ろうとしていたマダムが、私達の紫陽花を見て、
「信じられない美しさだわ」という表情。
私も幸せ一杯の気分だったから、一本抜いてマダムに差し出したらば、
それは感激されて、片手で抱き寄せられてビズを頂いちゃいました。
初めての、通りすがりの相手でも、
あちらの方はこういう感情表現をするものなのですね。
しかも、「ドウモアリガトウ」と、日本語!
びっくりしていると、
「私の息子がね、以前、日本人の女性と結婚していたのよ。
残念なことに、別れてしまったけれど」(英語)と。
これもご縁ですね!
最後に、この日バスに乗り遅れそうになりながら買いに走った、
ブルターニュのお菓子。
手前の、丸いのが「ファーブルトン」far breton、
右側が「クイニーアマン」kouing-amann。
どちらも、とっても美味しい♪
先日フランス語の先生に、このお話をしたら、
「クイニーアマン、セブンイレブンに売ってたヨー」
・・・って、本当???(笑)
”第一日目”から始めたい所だけれど、ゆっくりペースの私。
核心に辿りつく前に、また、うやむやになりそう(笑)。
だから、まず今日は、一番好きだった場所、Locronan(ロクロナン)から。
もう一つのブログに書いた”出会い”があり、この村から持ち帰った秋色アジサイ。
↓は、今日、自宅で撮った写真です。
"Parcours pietons decouverte 45min"(徒歩45分の散策コース)、
あっちにも、こっちにも、紫陽花が現れて、なかなか進みません。
中でも、この青色の秋色紫陽花を見つけた時は、
深い溜息が洩れました。
我を忘れて写真を撮り始めると、すぐ傍にいらしたのに
気がつかなかったお庭のオーナーさんが出て見えて・・・。
ニコニコしながら、フランス語で話しかけて下さるのですが、
「なんだろう、なんだろう、分からない~」とキョトンとしていると、
この美しい秋色紫陽花を、”スパッ”と一本切って、
差し出してくださったのです。
感激してお礼を繰り返していると、その先の丘の方を指さし、
「あっちにも、もっと紫陽花があるから、自由に見るといいよ」と。
(気がつくと、英語に通訳してくれる女性が隣に現れていました!)
指さす方を見ると、”ブトウ色”をした一体が。
近づいてみると・・・。
さらに近づくと・・・。
すごい・・・。
背の高い紫陽花に埋もれながら、ぐるりと一周してみる。
しばらくすると、ムッシュが一人で登って見えて、
一つ、また一つ、このブドウ色した紫陽花を切っては渡して下さるのです。
「ちょっと待ってて」と、また下へ降りて行き、
持って来て下さったのは、花弁が”フリル”になった、また別の紫陽花。
こうして、みるみるうちに、12本の紫陽花を手に、
残りの散策を続けることになったのです。
小心者の私。「ねぇ、私達、アジサイ泥棒だと思われない?」
なんて心配しながら・・・。
アジサイもこれだけあると、結構な重さとボリュームです。
ロクロナンを後にして、バスでカンペールへ戻り、
バスから降りた時。
丁度、そのバスに乗ろうとしていたマダムが、私達の紫陽花を見て、
「信じられない美しさだわ」という表情。
私も幸せ一杯の気分だったから、一本抜いてマダムに差し出したらば、
それは感激されて、片手で抱き寄せられてビズを頂いちゃいました。
初めての、通りすがりの相手でも、
あちらの方はこういう感情表現をするものなのですね。
しかも、「ドウモアリガトウ」と、日本語!
びっくりしていると、
「私の息子がね、以前、日本人の女性と結婚していたのよ。
残念なことに、別れてしまったけれど」(英語)と。
これもご縁ですね!
最後に、この日バスに乗り遅れそうになりながら買いに走った、
ブルターニュのお菓子。
手前の、丸いのが「ファーブルトン」far breton、
右側が「クイニーアマン」kouing-amann。
どちらも、とっても美味しい♪
先日フランス語の先生に、このお話をしたら、
「クイニーアマン、セブンイレブンに売ってたヨー」
・・・って、本当???(笑)
by juno-7
| 2009-09-30 20:05
| 旅・街・スナップ