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・・・花に想いをのせて・・・

奈良・・・旅の出会い*


奈良・・・旅の出会い*_d0026414_176032.jpg


「出会い」


ひとしきり小鹿を撮影した後、
お名残惜しそうに見つめてる旅行者さん。

この時のことを、思い出すのだろうな。
何年も、何年も、経った後にも。


*


後方に写っているのは、
東大寺・南大門です。




奈良・・・旅の出会い*_d0026414_176824.jpg


「遭遇」


そして、ふと下を見下ろすと、
そこには別の小鹿ちゃんが・・・。

  「えっ?!」

お互い、驚いて動きが止まってしまう。

  「なにっ?!」

いや、何でも・・・。

とにかく、急ぎカメラを構え、シャッターを切る。



・・・カメラ目線、しっかり頂きました・・・


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# by juno-7 | 2013-04-11 17:30 | 旅・街・スナップ

奈良・・・桜と鹿

昨晩、奈良から戻りました。

 ー桜が咲いてない。

 ー鹿がどこにもいない。

どっぷり奈良に浸った毎日で、
家に居るのが逆に不自然な感じを覚えてる。

*

昨日撮った写真からご紹介しますネ。




奈良・・・桜と鹿_d0026414_19453279.jpg



・・・奈良の小鹿ちゃん・・・


強い風雨が通り去った翌朝。

奈良の桜は最終章、

桜吹雪でした。
















# by juno-7 | 2013-04-08 19:58 | 旅・街・スナップ

桜*2013

桜*2013_d0026414_22435353.jpg


・・・お花見ワンコ・・・


のどかな光景ー、なのですが、

池のほとりで、

枯れた芝生に同化しちゃってるワンコが

一匹・・・。


# by juno-7 | 2013-04-02 22:47 | 花ひらく

マルセイユで見た雲

フランス上空・雲の旅を終え、無事、
マルセイユ・プロヴァンス空港へ降り立ったのは夜7時。

エクス行きのバスに乗り、”やれやれ”と一息ついたと思ったら、
前方に見えてきたのは・・・、
またまた天使の雲

こちらの方は不意をつかれまして、
慌ててカメラを出したり構えたりしているうちに、
少しカタチが変わってきてしまった。
でも、天使のお姿、見えるでしょうか?

日が沈み、一面暗くなってしまうまで、
「目を閉じてはいけない」国ですね、ホント。



マルセイユで見た雲_d0026414_153738.jpg



エクス・アン・プロヴァンスでは、
今までも何度かご紹介している、≪泉めぐり≫



マルセイユで見た雲_d0026414_1531863.jpg


こちらは、人の手による天使像。



****


前回ご紹介した、ヘッセの雲の詩。
せっかくなので、別のヘッセの文章もご紹介しますね。


****



広い世界に、私より雲をよりよく知り、私以上に雲を愛する人がいたら、
お目にかからせてもらいたいものだ!
あるいはまた、雲より美しいものが世界にあったら、
見せてもらいたいものだ!
雲は戯れであり、目の慰めである。
祝福であり、神のたまものであり、怒りであり、死神の力である。
雲は、みどり児の魂のように、やさしく、柔らかで、おだやかだ。
雲は、親切な天使のように、美しく、豊かで、恵み深いが、
死神の使者のように、暗く、のがれがたく、容赦を知らない。
*
雲は、幸福な島の形や、祝福する天使の形をとる。
かと思うと、おびやかす手や、はためく帆や、旅ゆくツルに似る。
雲は、神の天と哀れな地とのあいだに、
両方に属しながら、
あらゆる人間のあこがれの美しいたとえとしてただよう。
―いわば大地の夢だ。
その夢の中で大地は、けがれた魂を清い天にまとわりつかせる。
雲は、あらゆるさすらい、探究、願望、郷愁の永遠の象徴なのだ。



*



≪郷愁 Peter Camenzindより≫



*

Hermann Hesse作
高橋健二訳



本当は、もう少し長いのですが、
抜粋させて頂きました。
最も好きな一節があるのですが、
それはまた次の機会にとっておきますね。





# by juno-7 | 2013-03-16 02:22 | 旅・街・スナップ

白い雲・・・フランス上空

私が見るのと同じように、
誰もが、
目の前にある風景を見るのではないことは確かだけれど、
もう他の何物でもない、と思える程に白い雲は、
クッキリとかたどられていたのです。

この日、リヨン上空辺りでみたもの。




白い雲・・・フランス上空_d0026414_18321368.jpg





「白い雲」

おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂って行く!

長い旅路にあって
さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ
あの雲の心はわからない。

私は、太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。
それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり天使であるのだから。


*

Weisse Wolken


*

Hermann Hesse作
高橋健二訳



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# by juno-7 | 2013-02-28 19:26 | 旅・街・スナップ